【質問と解答】

Q:マンガ家になるに有力なのはどちらなのでしょうか？　持ち込み？　投稿？

A:長い目で見れば、持ち込みと投稿でマンガ家になるのにどちらが有利とい うことはありません。担当編集者がついてからが本当の勝負です。
　一応、持ち込みと投稿のメリット、デメリットを挙げておきますす。 持ち込みをして作品のレベルが高ければ、そのまま漫画賞へ回すことを勧められますので、デビューまでの過程は同じなわけですが、確実にアドバイス をほしいなら、持ち込みをすべきでしょう。投稿では、入賞したり、入賞に至らないまでも編集者の目にとまらないかぎり、連絡が来てアドバイスをもらうことができません。ただし、持ち込みでは、自分を評価してくれる編集 者に当たるかどうかは運次第となります。投稿を経ての担当は、その作品を 編集部で一番評価してくれる編集者がなるわけですが、持ち込みをした場合 はかならずしもそうでない担当がつくことがあります。持ち込みを受けた編集者がそのまま担当になることが多いのですが、その編集者にとってあまり 好みでない作風や絵柄だった場 合、その後の指導において熱意が低くなるこ とがあります。あまりに相性が悪ければ、担当替えもありますので、それを 理由に持ち込みを躊躇する必要はないですが、そういうこともあると思って おいてください。

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