【質問と解答】

Q:海外の投稿者です。今まで2回小学館に投稿をしたことがありますが、最終選考までしか届かない。マンガの実力が一番大切は分かってる。マンガに出る日本語と日本文化なども間違えないよう気をつけます。
でもその上に、海外の投稿者がなにか気をつけるべき事がありますか? なにか海外の投稿者だけにマイナスとプラスに働く事がありますか?

A:私が在籍している編集部でも、海外からの投稿者も2〜3ヵ月に1本は見られますが、編集者として一番心配なのは、ちゃんとした打ち合わせができるのか、という点です。このページを見ているということは、少なくとも日本語を読む点に関しては問題ないのでしょうが、マンガ賞投稿時に日本語で打ち合わせができるか(メールでもかまいません)、日本語のできるちゃんとした代理人を立てられるかを明記しておいてもらえると助かります。
 海外の投稿者でプラスに働く点は、日本以外で生まれ育ったことによる感性の違いが日本の読者には逆に新鮮に映るであろうことです。また、あなた自身の国の文化や風俗の知識も武器になります。あなたが目指すマンガのジャンルはわかりませんが、日本のマンガ家が知らない、あるいは取材しづらい世界を舞台 にしてみてはいかがでしょうか。その際に注意することは、あなたの国の日常や常識をほとんど知らない日本の読者が読むことを意識して描くことです。

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