【質問と解答】

Q:筋肉の動きなども把握したほうが良いみたいらしいので美術用の人体解剖の本を購入しようと思うのですが、何かお勧めのものはありますか? まだ漫画絵を描き始めたばかりです。


A:私もたくさん読んでいるわけではないので、ほかにもいい本があるかもしれませんが、入門者向けの美術用解剖書としては、『やさしい美術解剖図─ 人物デッサンの基礎』(マール社)が比較的入手しやすいですし値段も税込1523円と手頃でお薦めです。あとは、洋書ですが同じ著者の『Drawing the Living Figure』(Dover Pubns)が評判がいいようです。『やさしい美術解剖図』の中の体表(表面)解剖学の項の内容を1冊で詳説してます。英文ですが、図版が多いので英語が苦手でも大丈夫だと思います。ほかには、『デッサンのための美術解剖図』(エルテ出版)もよさそうですが、新書では手に入りにくいようです。また、 『やさしい顔と手の描き方』(マール社/税込1890円)は、解剖学の知識に基づいて顔と手の部位に特化してデッサンの技術を学べる良い本です。私も大学漫研時代に「手」を描くのが苦手で、お世話になった本です。余裕があればぜひどうぞ。


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