【質問と解答】

Q: 地方在住の３２歳（女）です。下記２点ほど質問させてください。
　１）2006年1月7日の「うまく予約が取れた場合は一日で（ひとつの会社で） 三誌を回ることは可能ですか」との質問に関連するのですが、以前、上京する機会があり、できるだけ多くアポを取ろうとしたところ、最初に電話した某月刊少年誌の編集の方に「持ち込み＝新人賞への応募になります」と言われました。複数社持ち込みを考えている旨を伝えると、「作品品評会ではないのですから。どこの編集部さんに行ってもたぶん同じですよ（苦笑）」と言われ、がっかりしたことがあります。編集部によって＜持ち込み＝新人賞へ の応募＞か＜持ち込みは原稿返却＞に対応がわかれているのでしょうか？

　２）以前に３０歳前後の投稿についてのご回答がありましたが、実際、「３０代は不利だから」と年齢を偽って投稿する知人がいます。私はバレた後の信頼関係を考えると、そちらのほうが不利な気がするのですが、年齢を詐称する投稿者は多いですか‥‥？


A:１）編集部によって、あるいは電話を受けた編集者個人によっても持ち込みに対しての考え方は異なります。ただ、通常業務が忙しい中、時間を取るわけですから、持ち込みの二股、三股は歓迎しないのがどの編集部でも本音でしょう。良い作品ほど、受賞の可能性が高いわけですから、新人賞へ回すことを勧められます。しかし、たまの上京の機会を目一杯活用したいという地方在住の方の気持ちもわかります。ですから、アポを取る際に他の編集部への持ち込みを考えていると正直に言わないほうがいいでしょう。持ち込み時にも、新人賞に応募しないで他の編集部に回る場合は、上手い言い訳を考えておいてください。

　2)年齢を偽る方はあまりいないとは思いますが、戸籍抄本などをとって調べるわけではないのでよくわかりません。

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