【質問と解答】

Q: 担当編集者様というのは、投稿されて きた作品の中から担当さんが「この人いいな」と思ったら担当されるのかと思いますが、担当がつく=入賞(まではいかなくても最終選考とか)でしょ うか? それとも、入賞までいかなくても最終選考にまで残ればすべての人に担当がつ くのでしょうか? また、入賞の連絡というのはどれくらいでくる ものなのでしょうか? たとえばジャンプの手塚賞だったら次回は9月末締め切りで、翌々月発表かと思いますが、その場合、11月になってもなんの連絡もなかったら落選、とか判断基準はあるのでしょうか? また、早く送っても開封は同時なので しょうか。


A:まず最初の質問の回答ですが、雑誌によって担当がつく基準は異なります。入賞すれば必ず担当がつきますが、最終選考止まりだと、雑誌によっては担当がまったくつかないこともありますし、最終選考に残った作品は入選しなくてもそれに準じるとみなし、すべて担当者がつく雑誌もあるでしょう。一番多いケースは、最終選考に残った中で見込みのありそうな方のみに担当がつくというケースです。
 ジャンプの手塚賞の下半期分の発表はたしか12月初旬です。少なくとも 11月いっぱいまで待つべきでしょう。ところで、実際にあったことですが、投稿原稿や封筒に名前や連絡先を書き忘れていたり、電話番号を書き間違えていたり判読不能だったりした投稿作品を何度か見ました。そのような 作品が入賞した時には、発表号で作者の連絡を待つ旨の連絡文を書き添えることがあります。大事な原稿を送る時にそんなミスはありえないと思われる でしょうが、信じられないミスをすることがあるのが人間です。念のため、 発表号まで待ってもいいのではないでしょうか。
 投稿作品の開封は、締め切り後に一斉に行います。読む時期に差が出ると、先に読んだ作品の印象が薄れてしまい、選考に不公平が生じるためです。


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