【質問と解答】
Q:スクリーントーンを買おうと思っているのですが、種類が多すぎてどれを買えばいいのかわかりません。よく使われるのはどれでしょうか。
A:2006年4月14日の質問への回答にも書いたのですが、スクリーントーンには、線数=ライン(L)と濃度=パーセント(%)の表示があります。 トーンナンバーの横などに「50L/30%」「50線/30%」「50/30」などと書かれており、スクリーントーンの濃さを表しています。線数は1インチ(2.54cm)の幅に網点がいくつ入っているか示し、パーセントは一定の面積に占める網点の割合を示しています。一般にマンガの線数は40〜60 線、濃度は10〜40%のものを使用します。もし商品に品番だけで線数・濃度表示がなくても、メーカーのホームページでカタログを見れば載っています。
スクリーントーンで最も使われるのは「平アミ」と呼ばれる網点のみを均一に印刷したタイプです。I・C(アイシー)のスクリーントーン品番ではS-41〜S-43(50L/10%〜50L/30%)、S-61(60L/10%)あたりがよく使われるようです。ほかには「砂目」と呼ばれるタイプが基本トーンです。I・Cの品番でS-151〜S-153(砂目粗15〜40%)、S-154〜S-156(砂目細15〜40%)となります。ここでは I・Cの品番で説明しましたが、同じ線数・濃度でもメーカーによって品番は異なりますので注意してください。その他のスクリーントーンは、グラデーショントーンやホワイトトーンは必要に応じて、柄トーンや点描、背景トーン等は好みに応じて、少しづつ揃えていけばいいでしょう。
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