【質問と解答】

Q:質問が2つあります。
(1)ベタについて質問です。ペンの種類(たとえばマッキー、ツインマーカー、筆ペンなど)が違うと黒さ加減が違って くるのですが、そのせいで1枚の原稿に何種類かのペンを使用してベタを塗るとムラっぽくみえてしまいます (特に広範囲を塗るとき、インク切れでペンを別の種類に替えて上塗りしたときなど)。やはりペンを統一して同じ黒さにしたほうがいいのでしょうか? それとも、普通に見て黒色になっていれば、多少ムラっぽくみえても気にする必要はないのでしょうか?

(2)「原稿はキレイに仕上げる」といいますが、断ち切りにしたいコマの背景がベタのとき、原稿の端っこまで完璧にキレイ塗らないといけないのでしょうか? それとも印刷の出る範囲まで描いてあれば、端っこまで埋める必要はないのでしょうか? 端まで埋めないと原稿がきれいに見えないので…。それとも、原稿をキレイにというのはそういう意味ではなくて、枠線の角を修正したり墨が飛んでしまったところを 修正するという意味なのでしょうか?

A:(1)商業誌の場合、製版段階でベタのムラが目立たないようにスキャン濃度を調整したり修正をかけてくれますから、多少のムラは気にする必要はありません。もちろん、塗りムラがないに越したことはないのですが。

(2)あなたが最後に述べたように、「原稿はキレイに」とは、線のはみ出しや汚れを修正するということです。画は印刷に出る範囲まで描けばいいのです。


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