【質問と解答】

Q:プロの方やマンガ、イラストを描かれる方でよく見る机の上に置いてある画板（？）もしくはトレース台なのですが、ほとんどの方が自分に対して奥のほうが上になるようにナナメに設置してあるようなのですが、あれは上下の線の長さの感覚が狂わないようにするものなのでしょうか？　それともナナメにしたほうが描きやすいからでしょうか？　自分は特に水平な机で描いているので、ナナメの板などがあったほうがいいのかと思い、質問させていただきました。個人的にはやったことはないのですが、ナナメの板だと慣れるまで描き辛いと思うのですが・・・。

A:画板を斜めに設置している方は、そのほうが原稿用紙に覆い被さるような姿勢を取らずにすみ、長時間の作画をする際に首や背中が痛くなったり張ったりしにくいという理由からです。ただ、斜めの画板や卓上製図台には慣れも必要なので、必要に迫られないうちは自分の描きやすい角度で描くといいでしょう。プロの方でも水平面の作業机でそのまま描いている方もいます。昔のトレース台は高さが高い（厚い）ものばかりだったので、斜めになっていたほうが使用しやすかったのですが、今は薄型のフラットなタイプもたくさん出ていてます。

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