【質問と解答】
Q:扉絵は1ページ目でないとダメですか? よくプロの方の読みきりで見る方法で、扉無しでいきなり始まって世界観の説明が1ページ目で主人公が1ページ使ってドーンと立ってるのが2ページ目で、そこにタイトル、みたいなの。アレはプロならではの手法ですか? 漫画の2ページ目の1ページまるごとの大ゴマ(セリフ付き)を扉(タイトルページ)とするのは投稿作品としてマイナスでしょうか。
A:扉絵というのは、言うなれば作品の看板であり、雑誌の中での作品のプロモーション的意味合いも持っています。つまり、その1枚の絵で読者にこの作品を読みたいと思わせる、アピールのためのページなのです。ですから、作品タイトルとしても著者としても読者に認知されていない新人の読み切りは、扉ページを1ページ目に持ってくるのが基本だと考えてください。また、セリフ付きということはストーリーの一部を扉に流用するということでしょうが、同じ理由で扉絵はストーリーとは独立させた1枚絵としたほうが効果的です。
ただし、今言ったことはあくまで基本です。作品の構成上どうしても扉前にプロローグを持ってこなくてはならない必然性や、扉絵をストーリーに組み込むことで演出上大きな効果が望めるならば、そうしてもらってかまいません。
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