【質問と解答】

Q:23歳です。現在A社で担当はついており、ゲームアンソロジー作家になろうと原稿を仕上げその結果待ちです。落選した場合の次のプロットも練っております。原稿中にまだ余裕があったので、他社でもアンソロジーに携わりたいと思い、B社に応募したところ、お声をかけていただき、ありがたくも先日アンソロジーを執筆させていただきました。もしA社でデビューできた場合でも毎月原稿を仕上げたとしてもまだ余裕がありますし、かといってB社の編集プロダクションも定期的にお仕事があるわけではないので、フリーでイラストの仕事を少ししながら、趣味で同人活動もしています。それでも、常に原稿をしてしないと落ち着かないのもあり、先日C社のBL電子書籍に応募したところ、調整は必要ですが見込みがあるのでお話させてくださいと連絡がありました。A社〜C社もどうなるかわかりませんが、どうしても早くデビューしたい、携わりたいと思う焦りの気持ちが強くて手を広げすぎているのかもしれません。もちろんどの仕事も手を抜いたことはありませんが、注意点などはありますでしょうか? ちなみに、A社の担当さんにはB社で執筆したことも伝えております。




A:連載作家を目指すのであれば一つの雑誌に絞ってデビューを目指すべきですが、ゲームアンソロジー作家を目指すのであれば色々な出版社や編集プロダクションに顔を売るのはむしろいいことでしょう。ただし、自分のキャパシティを超えて粗製濫造になったり締め切りを破ったりすることがないよう気をつけましょう。