【質問と解答】
Q:1)持ち込みで名刺をもらうイコール担当ゲットだと思っていましたが、過去の質問を読むと違うようですね。名刺を渡すということは窓口になってくれるという意味合いくらいでしょうか。また、どうしたらそこから担当になってもらえますか。
2)あるWeb専門誌は出張編集部で全員に名刺を渡しているようでした。そういう場合、何が目的で名刺を渡しているのでしょうか。
3)編集プロダクションにも担当編集者というのはありますか?
A:1)一般的に投稿者の方や新人漫画家がイメージする担当編集者ということだと、新人賞で何らかの賞を獲ってからですね。そこで初めて編集部内でその編集者が作家担当として指名・認知されますので。それ以前の段階では、個々の編集者の意識や作家のレベル次第でケースバイケースです。持ち込みで名刺を渡した時から企画やネームの打ち合わせから作画指導までしてくれる編集者もいれば、原稿ができたら持ってきてねという編集者もいます。持ち込みを受けた編集者と打ち合わせをして作った作品で賞を獲った後、正規の担当が別の編集者に決まる場合もあります。
2)言い方は悪いかもしれませんが、駅前のチラシ配りと同じでしょう。若いときは半年や1年で別人のように劇的に上手くなる方もいます。出張編集部に来てくれた方の中に一人でもそういう方がいてくれればよし、駄目で元々ということです。名刺を渡される漫画家志望の方の側も、いきなり飛び込みで持ち込むより一度でも顔を合わせて作品を見てくれた編集者に連絡するほうが気が楽でしょう。
3)いますよ。出版社と同じです。ただ、プロになると受けた仕事ごとに担当が変わる場合があります。