【質問と解答】
Q:先月頃から週刊連載のアシスタントを始めたのですが、辞めたいと思っています。先生と合わない、仕事がきつい上に徹夜の際にもご飯が出ず原稿があがるまで作業する、職場が喫煙などが大きな理由になります。担当さんに相談しようと思うのですが、アシスタント自体が初めてでどこまでが普通の職場の厳しさなのかがわかりません。そこで質問なのですが徹夜で次の日の午後まで作業をする場合、食事が出ないのは普通でしょうか? また、担当さん引き継ぎの際に現担当さんに喫煙する職場は無理ということを伝え忘れてしまって喫煙可の職場を紹介された為自分の非ということもあり我慢していましたが、やはり喉が痛くこれ以上は難しいと思ったのですが、そんな理由で辞めるのはおかしいでしょうか? どんな理由でもわずか一か月で辞めるのはやはり根性がないと思われて今後に影響するでしょうか? アシスタントを辞めることで私を紹介した担当さんの顔に泥を塗ることになってしまったり、不快に思われるでしょうか? それと、もし辞める場合、当然職場にはご迷惑おかけすることになりますが、辞めると決めてからどのくらいの期間仕事をするのが普通でしょうか?(例えば今日辞めることを伝えるとして10月いっぱいで辞めさせていただきます、とか) �自己中心的であるということは承知ですが、お答えいただけると幸いです。
A:正当な理由があってアシスタントを辞めたいということであれば、自己中心的な判断だとは思いません。アシスタントの仕事も相互契約である以上、双方が納得できる条件でなければ続ける理由はありません。喫煙の件だけで十分な理由になります。あなたも伝え忘れたのはミスですが、確認しない担当さんや作家の先生側のミスでもあります。徹夜等の拘束時間やその際の食事などの条件面についても本来ならば先生の側から事前に説明しておくべきことですし、未だ慣れてない若い先生なら担当編集がフォローしなければならないと考えます。ただ、あまり理由を並べても先生や担当さんに対して角が立ちますから、喫煙下での仕事を続けることがこれ以上無理という理由だけを前面に押し出してアシスタントを辞めさせてほしいと担当さんに申し出るのが良いでしょう。本来であれば個人的事情で仕事を辞める際は2〜3か月前に申し出るものですが、健康上の理由ですし事前に確認しなかった側の非もありますから、すぐにも辞めさせてもらえるでしょう。