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【質問と解答】
Q：デビューして2年ほどの新人ですが、担当編集に対して不信感が募っています。この2年間何度もコンペを出していますが、デビュー以来一度も誌面に掲載されない状況です。担当編集の方と何度も打ち合わせを重ねていますが、言っていることに正当性がなく、曖昧で抽象的な理由で没を食らい、一つの作品に時間をかけさせられます。良く言えばこんな芽の出ない新人によく付き合ってくれてるとも言えますが、編集者としての能力に疑問を抱いています。欠点ばかり言われて、どのように修正すべきか質問しても具体性のない事を言われるだけで、結局つまらない作品を描かされる始末です。自分は2年間停滞したままなのに同じ年代の新人が連載を持っているのを見ると悔しくてなりません。はっきりと別の方に担当してほしい、と言うべきでしょうか？
A：まず、打ち合わせのあり方を変える努力をしてみてください。一緒にコンペに落ちてきた要因の分析をし、具体的な努力目標を立てること。新規企画・ネームの修正箇所を具体的に指摘し、修正の方向性が確認できるまで打ち合わせに付き合うこと。打ち合わせ時に相手から言われるままに抽象論で終えてしまわず、具体的な内容に踏み込むように迫りましょう。試してみてそれでも駄目なようなら見限って担当変更を申し出るか、それが無理なら他誌へ投稿し直してください。