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【質問と解答】
Q：デビューして数年経つ者ですが、二つ質問があります。
1）作家への担当編集者の割り振りについてです。過去の質問からも色々と参考になったのですが、今の雑誌では人気のある、または人気が出てきて今後期待できそうな作家さん（新人中堅問わず）には、ヒット作を多く手掛けているベテラン編集者の方が担当についている事が多い気がしました。実際にそのような編集者の方がついて大ヒット作を生み出した作家さんも多い気がします。編集部があまり期待していない作家には新人の編集者、期待できそうな作家にはベテランや役職のついた編集者をつける、というのはあるのでしょうか？
2）期待している作家さん（新人中堅問わず）には、結果がいまいち振るわない場合には担当さんを替えて少しでも結果が出るように、というような事はあるのでしょうか？
A：１）編集部によってはそういうこともあるかもしれません。しかし、大抵は順序が逆ではないでしょうか。つまり、有能な編集者が担当だからヒット作を生み出すことが多いということです、また、投稿者の場合にも有能な編集者が指導すれば結果的に新人賞上位入賞を果たすことが多くなります。もっとも、初投稿で新人賞でいい結果を出した新人には発言力の強いベテラン編集者が担当を持っていくことも否定できません。ただ、新人の編集者だからといってダメとは限りません。歳が近い分感性も近いので、そのことが編集としての経験よりも効果的に働く場合もあります。ヒット作を連発しているベテラン編集者だからといって、どんな作家ともうまくいくわけではありません。要は作家と編集者の相性でしょうね。
２）あります。前述の回答のように相性が悪くて結果が出せていない場合や、明らかに担当としての力不足のために作家の足を引っ張っていると編集長が判断した時は、担当替えをしたりサブ担当をつけたりします。