【質問と解答】
Q:雑誌の廃刊に伴い、同じ会社のWEB漫画編集部に異動した担当のツテでWEB配信の連載の仕事をいただいたのですが、紙媒体での仕事に未練があり、できたら雑誌で仕事をとりたいです。しかし過去に持ち込み営業で結果が得られなかった経験から、自分を認めてくれる担当編集者を得ることが何より難しく大切だと痛感しました。そのため、今の居場所がある限りそこで全力を尽くすことが雑誌に戻る道としては近いのだという思いと、いいネタが浮かんだら紙媒体の編集者に見てもらいたいという思いが日替わりでやってきます。この葛藤をふっきるのに何かアドバイスをいただければ幸いです。
A:今のところで新雑誌創刊の具体的な動きがあるのならともかく、そうでないのならただ待っていても雑誌の仕事はなかなかこないのではないでしょうか。もちろん、いい作品を描いていれば他誌から声がかかるかもしれませんが、自分から積極的に動いたほうが確実ですしチャンスも広がります。出会いには運もありますから営業でいい結果を得られないこともあるでしょうが、逆に言えば運が巡ってきていい出会いがあるかもしれません。雑誌での活動を望むのならば、失敗を恐れて可能性を探らない手はないでしょう。